2021年10月11日

マスコミ向けクーポンを送る。


客の購買意欲を高める販促手法のひとつに、
「ディスカウント・クーポン」がある。
つまり、「割引券」。

チラシや新聞の一部に印刷されていたり、
クーポンのみのチラシも折り込まれていたりする。

ごく普通に使われている手法だが、
比較的効果が高いので、古くから行なわれている。

だが、日本ではアメリカほど普及していない。

“面倒だ”“ハズかしい”という意識が、
まだ残っているのかもしれない。

アメリカの婦人たちは、クーポンを全部切り取って、
常にバッグか財布の中に入れている。

値引きには敏感で、かなりシビアな買い物をしている。

日本人がもっとシビアなら、
クーポンの効果はもっともっと高くなるのだが。

今回は、そのクーポンを
“マスコミ向け”に配布しよう、という話。

客向けクーポンは、その場その場の一時的なもの。

定期的に出し続けなければいけない。

やっていたことを途中でやめてしまうと、
客の眼は他を見てしまう。

そこで、地元のフリーペーパー、ミニコミ誌、地方新聞、
さらには有名雑誌などの記者宛に、
「招待券」「割引券」を郵送する。

単に“こんなことをやっています”とアピールしても、
記事として取り上げてもらえるかどうかはわからない。

足を運んでくれることさえ、無いかもしれない。

「招待券」「割引券」を送っておけば、
記者としてではなくとも、
個人的に来てくれるかもしれない。
一消費者として。

とにかく、足を運んでもらわないことには、
アピールさえできないのだから。

来てもらえれば、気に入ってくれるかもしれないし、
記事として取り上げようと思ってくれるかもしれない。

記事として掲載されれば、注目率はかなりのものである。

客に興味を持ってもらえるし、信頼度も増す。

これほど効果的な宣伝方法は他にない。

記者をひとり招待するだけで、
その何百倍、何千倍もの効果がある。

マスコミに取り上げられることが、
商売上どれほどパワーのあることかは、
みなさんご存じのはず。

ぜひ、試してみて欲しい。




人気ブログランキングに参加しています。
1クリックをお願いします。


にほんブログ村 経営ブログ 広告・マーケティングへ
にほんブログ村


マーケティング・経営ランキング



posted by 佐藤きよあき at 08:44| Comment(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月04日

質を落とすと、すぐにバレる。


売り上げを伸ばしたい。利益率を高めたい。

その方法のひとつとして、
「原価を下げる」ということも考えなければならない。

仕入れ先を変えたり、
まとめ買いで値引きしてもらったりすることができるが、
この「原価を下げる」には、落し穴がある。

特に苦しい状況の店がやってしまうのは、
「質を落とす」ことである。

いけないことはわかっているのだが、
“気づかれないだろう”“少しくらいなら”と、
安易な方向へ行ってしまう。

あれこれ考えなくて済むから。

だが、客を侮ってはいけない。
絶対にバレる。

“最近、質が悪くなったなぁ”
“最近、味が落ちたなぁ”は、よくあること。

一度、そのことに客が気づくと、もう手遅れ。
二度と来てもらえない。

ひとりふたりと消えて行き、やがて、店は潰れる。

私の家から車で10分くらいのところに、
豆腐屋がある。

移住して来た頃、その豆腐屋は、地元の人だけでなく、
遠くからも買いに来るような、
ちょっとした有名店だった。

豆腐好きの私も気に入って、時々買っていた。

田舎風の、硬めで味の濃い豆腐だった。

ところが、数年前からかなり味が落ちた。
ひと口でわかるくらいに。

水っぽいのである。つまり、味が薄い。

豆乳も売っているのだが、
“なんだこれは?後で水を足しているのか!”
というほどのマズさ。

こんな豆乳で作った豆腐がウマいわけがない。

豆乳を固めただけの
「おぼろ豆腐」も食べてみたが、味がない。

本当なら、豆乳臭さがあるはずなのだが。

以前は、店の前に
他県ナンバーの車がよく止まっていたのだが、
最近は、地元の車さえ、あまり見なくなった。

“あそこは美味しいわ”という噂も聞かなくなった。

どうやら、二代目が実権を握り始めてからのようである。

店がダメになっているんだろうな、
ということは、最近の行動でもハッキリとわかる。

店の横の庭に、白いテーブルと椅子を置いて、
「テラスでお豆腐」などとバカなことをやっていた。

庭で豆腐を食べろというのである。

豆腐懐石を美しい庭園で食べるのとはわけが違う。
豆腐アイスなら、常套手段としてはあるが。

また、住宅街で移動販売もやり始めたようである。

美味しければ、それも手立てとしてはあるが、
あの味では。

もう、末期症状である。

どうだろう?

安易に質を落とすとこうなってしまうのである。

もし、以前の味に戻したとしても、
昔のような繁盛を得るまでには、
かなりの時間が掛かってしまう。

信用を落とすのは、2、3日。
それを回復するのは、何年も掛かる。

「質を落とす」。
絶対にやってはいけないことである。




人気ブログランキングに参加しています。
1クリックをお願いします。


にほんブログ村 経営ブログ 広告・マーケティングへ
にほんブログ村


マーケティング・経営ランキング



posted by 佐藤きよあき at 10:00| Comment(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月27日

売れない日をなくす。


長年商売をやっていると、売れない日、
売れない週、売れない月がわかってくる。

そんな時、あなたはどうしているだろうか。

“売れない時は、何をやっても売れないよ”
と、諦めていないか。

少し意識のある人なら、
“いまのうちに勉強しておこう”という、
前向きな対処の仕方をしている。

だが、確かに勉強すれば、
将来どこかで役に立つだろうが、
それはオフの時間にすべきことであって、
営業時間中は、“売る”ことに集中しなければならない。

店を開けている時間は、
利益を上げ続けなければ、商売とは言えない。

では、どうすれば「売れない日」に
売ることができるようになるのだろうか。

「売り出し」「プレゼント」「イベント」……。

このあたりは、どこでも実施している販促策だが、
定番化してしまうと、新鮮さもなく、
すぐに飽きられてしまう。

イベント的な販促策ではなく、
根本的な“売りの仕掛け”が必要となる。

いくつか例をあげてみよう。

■よくある方法なのだが、効果的なものとして、
 売れない日を「サービスデー」にする、
 ということがある。
 ある美容室では、客の少ない金曜日を
 「サービスデー」にして、
 客数の平均化を図り、
 安定した売り上げを確保している。

■雨の日はどこも人が少なく、
 売り上げはかなり落ち込む。
 ある衣料品店では、
 雨が降り出すと店頭のワゴンを下げ、
 代わりに、雨具を並べる。
 これだけのことで、売り上げが上がっている。

■来ないなら売りに行こうと、
 近くの町まで、出張販売に出かける靴屋がある。
 シーズン中の売り上げを予測し、
 落ち込みそうな時期になると出掛ける。

■暑い夏、ラーメン店の売り上げは、
 どうしても落ち込む。
 そこで、冷房を強く利かせ、
 熱いラーメンを美味しく食べる環境を作って、
 成功している店がある。

■冬場に暖房をガンガンに利かせて、
 ビールの売り上げを伸ばしている居酒屋がある。
 一見、汚い手のように見えるが、
 客が冬場でも美味しくビールが飲めるように
 配慮しているだけである。
 客は、満足するはず。

このように、
売れない時期に“売れる”仕掛けを作れば、
1年を通して、安定した収益が確保できるようになる。

来ないなら、行く。
来ないなら、来たくさせる。
買わないなら、買いたくさせる。
欲しくないなら、欲しくさせる。

すべて発想次第。

どんな業種でも、売れない時期はある。

だからといって、最初から諦めて、
手を抜かず、積極的な販促策を打ち出そう。




人気ブログランキングに参加しています。
1クリックをお願いします。


にほんブログ村 経営ブログ 広告・マーケティングへ
にほんブログ村


マーケティング・経営ランキング



posted by 佐藤きよあき at 11:08| Comment(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月20日

教室を開く。


固定客を増やしたい。

そのためには、もっと客と親しくなることが大切である。

買い物だけのつきあいではなく、
もっと客との接点を増やすこと。

「コンサルティングセールス」という方法がある。

客とあれこれ話をして、要望を聞き出し、探り、
もっとも最適な商品を提案すること。

だが、これでも、買い物以上のつきあいにはならない。

そこで、もっと深く突っ込んだ方法を紹介しよう。

『○○教室』を開くことである。

花屋がフラワーアレンジメント教室をしたり、
手芸屋が編物教室をしたりしている。

「○○教室」を開くメリットは、
扱っている商品に対しての客の興味を
さらに高めることができるし、
店に対する親近感を持ってもらえる、
ということである。

さらに、商品を買ってもらえるようになり、
固定客化できることでもある。

あなたの扱っている商品に関連する
教室を考えてみて欲しい。

・ブティックなら、
 「海に出かける夏のコーディネイト教室」。

・美容室なら、
 「紫外線にまけない夏のヘアケア教室」。

・居酒屋なら、
 「おうちで居酒屋気分・ほろ酔いおつまみ教室」。

・喫茶店なら、
 「ちょっぴりコーヒー通・男のコーヒー道」。

・パン屋なら、
 「お洒落に演出するピクニックサンド教室」。

などなど、いくらでも考えられるはずである。

「人に教えるなんてできないよ」
と思う人もいるだろうが、
店で扱っている商品に関しては、
あなたは「プロ」のはず。
知識は持っている。

自覚と勇気で必ずできる。

これで、固定客が掴めるのである。
やらない手はないだろう。

人に教えるというのは、自分の勉強にもなる。

忘れていたことも思い出し、
さらに恥ずかしくないように勉強するようにもなる。

すると、どんどん知識が増えていき、
名実ともに“先生”になれる。

先生のところには、生徒がたくさん集まって来る。
これ、すなわち客なのである。

教室で必要なものは、
すべてあなたの店で買ってもらえる。

手堅い売り上げの確保となる。

店がコミュニティにもなり、
理想の店舗経営とも言える。

ぜひ、やってみよう。




人気ブログランキングに参加しています。
1クリックをお願いします。


にほんブログ村 経営ブログ 広告・マーケティングへ
にほんブログ村


マーケティング・経営ランキング



posted by 佐藤きよあき at 10:34| Comment(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月13日

好きな商品を仕入れる。


売りたいけれど、
どうアピールすれば良いのかがわからない。

そんな思いをした経験はないだろうか。

それは、商品に惚れ込んでいないからである。

売れそうだから。
利益が大きいから。

そんな理由で仕入れていないか。

物的欲求が強かった時代なら、それでも売れていたが、
いまの客は、自分の価値観に合わないものは買わない。

確かに、
流行っているというだけで買われるものもあるが、
それは一過性のもので、
かなり短いサイクルで次々と変化していく。

その速さについて行くことができるだろうか。

できるのなら、流行を追いかけるのも良いだろう。

だが、あなたのやりたい商売は、
そんなものだったのか。

儲かれば、それで良いのか。

“この商売をやりたい”と決心して、
足を踏み入れたのでは?

だったら、こだわりを持とう。

自信を持って、客に奨められる商品を提供しよう。

では、どうすれば、自信が持てるのか。

セオリーとしては“商品を知り尽くせ!”となるのだが、
少し考え方を変えて、
無理に商品を勉強するのではなく、惚れこんで、
その商品の良いところを探すことを考えるのである。

それは、簡単なこと。

『自分の好きな商品を仕入れる』ということである。

“好きこそ物の上手なれ”で、好きなものなら、
その良いところもすべてわかるものである。

自分の気に入ったものがあれば、
家族や友人に奨めたりするだろう。

それをそのまま、対客に応用すれば良いのである。

客にどう突っ込まれようと、
自分の好きなものなら、擁護できる。

“そこはダメでも、ここがいいのです”と、
熱い思いで説得できるはずである。

また、好きで仕入れたものなら、
一生懸命に売ろうと努力するものである。

店主がこだわりを持って売っていれば、
同じ嗜好の客が集まって来る。

そして、客が客を呼ぶようになり、
たくさんのファンができるのである。

チラシやDMで宣伝する時も、
好きなものを売っていれば、その言葉も違ってくる。

説得力が増すのである。
心からの言葉だから。

「まだ、家を建てるな」などという
小手先のキャッチフレーズでは、
賢い客にはバレてしまう。

本当に良いものを売っている店が、
こういうアピールをするのは良いのだが、
“売らんかな”だけでは、商売人失格である。




人気ブログランキングに参加しています。
1クリックをお願いします。


にほんブログ村 経営ブログ 広告・マーケティングへ
にほんブログ村


マーケティング・経営ランキング



posted by 佐藤きよあき at 09:01| Comment(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする