2015年11月11日

日テレ「ザ!鉄腕!DASH!!」の“0円食堂”が、日本の食料自給率を上げる!?


アイドルグループ「TOKIO」のメンバーが、
各々の優れた能力を披露してくれる番組
「ザ!鉄腕!DASH!!」。

その中のコーナー“0円食堂”が、
日本の食料自給率を上げる
ヒントとなるのではないかと思い、
毎回勉強させてもらっている。

“0円食堂”とは、キッチンカーで日本全国を巡り、
その土地土地で普段は捨てられている食材を利用して、
メンバーが美味しく料理するという企画である。

これを見ていると、日本という国が、
どれだけ食べられるものを無駄にしているかがわかる。

「規格外」「流通に適さない」
「非効率的」などの理由で、
まだまだ充分に食べられる食材が捨てられている。

誰もが知っているものでは、
カタチの悪い野菜やキズもの。

このあたりは、道の駅や無人販売などで
売られることが多いので、まだマシである。

番組を見ていると、「もったいない」「信じられない」
と言ってしまうほど、多くの食材が捨てられている。

お年寄りの「この罰当たりが!」という言葉が、
まさにしっくりとくるほどである。

キズがついているだけの梨や実つきの悪いブドウ。
オガクズがついているだけのキノコ。
未熟なカボチャやサツマイモ。
佃煮にするには大き過ぎるというワカサギ。
籾を取り除く工程で床に落ちた米。
実入りの悪い枝豆。

これらは、生産者が売りたいと思っていても、
買い手がいないのである。

自分たちで食べるには、量が多過ぎる。
農協や卸しも引き取ってはくれない。

どうすることもできず、
泣く泣く捨てるしかないのである。

また、メンバーが手に入れる食材は、
一次産業に留まらず、
思いもよらぬ領域にまで踏み込んでいる。

加工品の製造過程で出てくる廃棄物にも目をつけている。

賞味期限切れの業務用カレー。
精肉会社が「検査用」として一定期間保存する豚肉。
製麺機から最初に出てくる中華麺。
機械で袋詰めする際、
規定に満たない量となっている焼きそば麺。
出汁の製造に使った鶏ガラ。

これらもすべて、
少し手を加えれば充分に食べられる食材である。

1回の放送分で食材探しをする地域は小さい。
それでも大量の捨てる食材が出てくる。

毎日毎日、同じように捨てられる。
これをひとつの県、日本全体で考えると、
恐ろしい量となる。

日本の食料自給率は40%を切っているが、
これらの捨てられる食材はカウントされていない。

食べられる食材を捨てておいて、
“自給率を上げよう”と言うのもおかしな話である。

この“もったいない”食材の活用法を
“0円食堂”のように考えれば、
食料自給率を上げることができるのではないか。

すでに取り組んでいる人たちもいる。

コンビニの売れ残り弁当を無償提供してもらい、
調理し直して安く提供する食堂がある。

賞味期限切れの食材を調理し、
安く提供するレストランでは、
収益をキャリティに寄付している。

漁獲量が少ないため競りにかけられない、
という理由で捨てられる魚を集め、
居酒屋や寿司店に卸す会社も生まれている。

まだまだほんの一部でのみ行われている取り組みなので、
もっといろんなアイデアを考え出す人が現れ、
“もったいない”が改善されることを願う。

そのヒントとなるのが、“0円食堂”である。
本当に“もったいない”を実感する番組である。

   




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posted by 佐藤きよあき at 16:49| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする