2015年12月19日

女性コスプレーヤーは、なぜ下着を見せてくれるのか?


コミケ(コミック・マーケット)やコスプレイベントに、
足を踏み入れたことはあるだろうか。

一種独特の空気感に、私などはたじろいでしまう。

コミック関連の同人誌やグッズを販売しているブースは、
勇気を持てば、見てまわることはできる。

だが、コスプレーヤーが“自身”を披露している場所は、
非常に居心地が悪い。

見せるために来ている人たちなのだが、
ジロジロ見て良いものなのかと不安になる。

彼らはさまざまなキャラクターに扮している。

誰もが知っているものから、マイナー過ぎるものまで、
思い思いのコスプレを見せてくれている。

高いクオリティで、
“プロ”を感じさせるコスプレもあれば、
何のために来ているのかと思うほど、
レベルの低いものもある。

その中に、
男性をドギマギさせる女性コスプレーヤーがいる。

1人や2人ではない。露出度MAX。
公然わいせつにはならないのかと思うほど、
肌を露出している女性たちがいるのである。

何のキャラクターなのかさえわからず、
ほぼグラビアアイドル。

中には、「アダルト指定」が必要なほど、
卑猥なコスチュームの女性もいる。

そのまわりには、異常なまでに接近して、
写真を撮りまくる、
通称カメコ(カメラ小僧)が群がっている。

寝転がって、堂々と股間を撮影している。

異様な光景なのだが、こうしたイベントでは、
これが普通になってしまっている。

だが、女性コスプレーヤーはカメコに動じない。
むしろ、わざと下着を見せているくらいである。

彼女たちは、なぜそこまでするのか。

本来コスプレとは、キャラクターと自分を同化させる、
「変身願望」である。

「日常の自分からの解放」という面が大きい。

日頃は自分を押し殺している人。
ハジけることができず、ストレスを抱えている人。
容姿にコンプレックスを持つ人。

こうした人たちが、
一時的にでも自分を変身させるために、
コスプレに走ることが多い。

コスプレすることで、
自分を見てくれる人がいることを知る。
注目を集めることができる。

日常では味わえない感情と出逢える。
それは、快感ともなる。

露出が多くなる女性は、その快感が忘れられなくなり、
「もっと、もっと!」と過激になっていくのである。

他の女性に集まっているカメコを
引き寄せる手段なのである。

「“露出”は見られるための手っ取り早い方法」
とまで言い切る女性もいる。

もはや、“露出狂”と言っても良い。

カメコやエロさを求める男性には、
楽しいイベントなのかもしれないが、
もはや純粋なコスプレではない。

見ていて楽しく、笑えるコスプレをすることが、
本当のコスプレーヤーではないのか。

   




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posted by 佐藤きよあき at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月12日

こんなものまで? 自販機で売れないものはない!?


外国人が日本に来て、驚くことのひとつ。
それは、どこにでもある自動販売機。

どこにいても、飲み物を買うことができる。
いつでもアルコールが手に入る。

街中の、しかも道端に
自販機がたくさん並んでいる国は他にない。
その便利さに感嘆する。

もちろん、海外にも自販機はあるが、
道端ではなく、商業施設や建物の中にある。

なぜ日本では、街中いたるところに自販機があるのか。

消費者の利便性を考えてのことなのか?

確かに昔はそうだった。
早朝や深夜など、店の開いていない時間帯でも、
“必要なもの”が買えるようにしたのである。

電器店の横には、乾電池の自販機があった。
幹線道路沿いには、
カップラーメン・うどん・そばの自販機。
薬局の横には、コンドーム。
書店の横には、エロ本。

いまでは見かけなくなったが、
必要とされていた自販機である。

24時間営業の店が増えてくると、
“必要性”で置かれていた自販機は不要となる。

だが、自販機はいまも増え続けている。
道端に少しでも隙間があると、すぐに自販機が占拠する。

飲み物が圧倒的に多いのだが、
新しい活用法としての自販機を見かけるようになった。

『売りたいものを売るための全自動ショップ』。

想定外のものが売られ始めているのである。

自販機の設置には2通りあり、
メーカーが自社商品を売るために、
場所を借りて設置するものと、
自販機を買ったオーナーが、自分の土地や借りた土地で、
売りたい商品を売るものがある。

最近、後者が増えているのだが、ほとんどの場合は、
一番売りやすいドリンク類である。

だが、『全自動ショップ』としての機能性を見込んで、
自店の商品を自販機に並べるケースが増えている。

それがなかなかユニークで、
自販機の可能性を感じさせてくれる。

「だし醤油」「焼肉のタレ」「豆腐」「納豆」「玉子」
「米」「バナナ」「クレープ」「わさび漬け」
「竹ちくわ」「しょうゆ・もろみ」「ポップコーン」
「キャラメル」「トートバッグ」「Tシャツ」
「小さな仏像」などなど。

自販機である必要性は感じないのだが、
よく売れているものもある。

マーケティングを専門とする私にも、
買う人の心理が読めない分野である。

他にも面白い活用法がある。

自動車の運転免許試験場の近くでは、
「運転免許試験問題集」の自販機が。
落ちた人は買ってしまうのではないか。

瀬戸内海の「しまなみ海道」にある自販機では、
「自転車用チューブ」が売られている。
この場所は、サイクリングの聖地として知られ、
当然パンクする人もいる。

「賞味期限切れ」と正直に書かれたドリンクを
50円で販売している自販機もある。
したたかだが、気にしない人は買うだろう。

海外にもユニークな自販機がある。

アメリカなら、「プリペイド携帯」「キャビア」
「サッカーボール」「カップケーキ」
「生きたロブスター」など。

ドイツなら、「ハム・ソーセージ」「焼きたてパン」。

中国は、「生きた上海蟹」。

シンガポールは、「マッシュポテト」。

国によって、“ウケる”ものがあるのだろう。

自販機に入る大きさのものなら、
売れないものはないのではないか。

小さなスペースと電気さえあれば、
簡単にすばやく店が持てるのである。
投資額もリスクも少ない。

これは、個人でもできるビジネスチャンスである。
可能性は無限大。

売れなければ、
すぐさま別の商品に切り替えることもできる。

『全自動ショップ』は、小さなビジネスかもしれないが、
楽しいビジネスであることは間違いない。

   




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posted by 佐藤きよあき at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月03日

京都の小学生が背負う「ランリュック」って何?


京都府南部および滋賀県・大阪府・奈良県の一部で、
公立小学校約120校以上の小学生が、
ランドセルを背負っていないことをご存知だろうか。

1つ数万円もするお洒落な革製高級ランドセルではなく、
布製のリュックサック状の鞄を通学に利用している。

その名も「ランリュック」。
(正式名称はランリック)

ランドセルの丈夫さと
リュックサックの軽さを合わせ持つ、
機能性重視の鞄である。

交通安全のために、
道路の危険標識を意識したデザインで、
黄色いランドセルとして、
昭和43年、京都で誕生している。

その後、「青」と「赤」が追加され、現在は3色である。

ランドセルに比べ、かなり多くのものが入り、
なにより安いのが親には嬉しい。
1つ1万円以下である。

子どもたちにも評判は良い。
「いっぱい入るから、手に何も持たなくていい」
「軽いから楽」
「ランドセルよりかっこいい」
「遠足もこれで行ける」。

一部の女子児童には、
「ランドセルの方がお洒落」という意見もあるが、
これは、海外で大人の女性が
愛用していることに影響されているのだろう。

子どもたちも納得していて、親も助かるのなら、
全国で「ランリュック」を採用しても良いのではないか。

数万円の高級ランドセルには、賛否両論ある。

お洒落で高額なランドセルを買ってもらえない、
貧困家庭の子どもがいることを論ずると、
「格差社会を教えるのも教育だ」と、
大人の論理をぶつけてくる人がいる。

では、当の子どもはどう感じているのかを
考えたことがあるのだろうか。

ここで、議論をする気はない。

単純に、“高過ぎる”ランドセルなど、
廃止しても良いのではないかと提案したい。

「ランリュック」で良い。「ランリュック」が良い。

採用している小学校は、賢い選択をしている。

機能性重視で、価格も手頃。
元気いっぱいの小学生に、
“高級感”は必要ないのではないか。

   




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posted by 佐藤きよあき at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする