2016年02月09日

“食べログ日本一”のラーメンは、本当に美味しいのか?


「食べログ ラーメン部門 全国1位」や
他のタイトルも獲得している、
ラーメン界では超有名な店に行ってみた。

不便な田舎町にありながら、
日本一となっていることは、
マーケティング的な興味の対象となる。

大きな期待を胸に、開店30分前に行列に加わった。

カウンターに通され、早速評判となっている
醤油系と塩系2種類のラーメンを注文した。

どちらも味は良い。丁寧な仕事であることはよくわかる。
麺とスープのバランスも悪くない。

だが、醤油系は豚骨の、塩系は煮干しの香りが、
表に出過ぎている。
せっかくの深い味わいを邪魔している。
非常に残念。

だが、まわりからは絶賛の声も聞こえてくる。

味の好みは人それぞれなので、
この味を否定するつもりはない。

ただ、“日本一”の称号には疑問がある。

臭みを除いたとしても、大絶賛するほどの味ではない。
美味しいのだが、いたって普通の味である。

なぜ、日本一となったのか。

そこで、この店の食べログ評価をじっくりと読んでみた。

星3つ程度の平均点をつけている人の感想は、
「期待が大き過ぎたのか…」
「私の味覚が世間とズレているのか」
「普通の味に感じたのは、私だけ?」など、
やや遠慮がちなものとなっている。

あまりにも他の人の評価が高過ぎるので、
率直な感想を述べることを躊躇しているようにも感じた。

逆に、星5つをつけている人が多い。

投稿も美辞麗句のオンパレード。
「このラーメンの素晴らしさは、言葉では表現できない」
「優しい味わいながら、厚みのある出汁」
「もう、他の店には行かないだろう」。

ここまで高評価の店が、他にあるのだろうか。

だが私は、星4つ以上をつけている人の投稿には、
ある共通点があることに気づいた。

・やたらと長い文章。
・メニューごとの事細かな解説。
・一度の投稿で、店の主要メニューの
 ほとんどについて感想を書いている。

その文章スタイルが、見事に一致している。
他の店の投稿には見られないパターンである。

あまりにも似ているため、疑いを持たずにはいられない。

店の作為ではないだろうが、
常連客による“応援”なのではないか。

あくまで私の推測であり、断言はできないのだが。

客との繋がりが強い店なら、多くの常連客が協力し合い、
応援しようとするのは、ごく自然なこと。

その具体的な行動が、
食べログへの評価・投稿となったのではないか。

自分の言葉で書くのが難しいため、
仲間の投稿を参考にしたのかもしれない。
あるいは、例文がまわったのか。

そのことを批判するつもりはないが、
それが“日本一”の要因となっているのなら、
若干問題アリと言わざるを得ない。

冷静な第三者による評価ではないのだから。

また、食べログに関しては、
店の評価を意図的に高くする業者もいるので、
利用する人は惑わされないように注意する必要がある。

全面的には信頼せず、食べ歩きをする際の
参考程度に利用すれば良いのではないか。

   




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posted by 佐藤きよあき at 16:56| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする