2016年03月23日

SNSのネタに困ったら、ヤマザキ「ランチパック」を買いに行け!?


あるアンケートによると、
ヤマザキの「ランチパック」を好きだという人は、
サンプルの50%以上も存在する。

この調査を元にすると、
国民の半分以上が好きだということになる。

これは言い過ぎだが、
他の菓子パン・惣菜パンに比べると、
圧倒的に支持されていることに間違いはない。

スーパーでも、「ランチパック」は
独立したコーナーに陳列されていることが多い。

もはや国民食と言っても良いのではないか。

では、なぜそこまで愛されているのか。

定番の「ピーナツ」「たまご」「ツナマヨネーズ」
「ハム&マヨネーズ」などは、確かに美味しい。

食パン部分もふわふわで、中身も上品。
丁寧な仕事がなされている。

また、あの形状が手軽で食べやすい。

他のパンに比べて若干高い気もするが、
美味しいことがわかっているので、つい買ってしまう。

それだけが「ランチパック」の魅力ではない。

次々とチャレンジ精神を見せてくれるところにある。

「企業とのコラボ」や「テレビ番組とのコラボ」、
「ご当地もの」が実に面白い。

CoCo壱番屋とのコラボでは、「カレーコロッケ」。
一正蒲鉾では、「かに風味かまぼこ入りコロッケ」。
タニタ食堂は、「おからと豆サラダと夏野菜カレー」。
かねふくは、「明太ポテト&明太マヨネーズ風味」。

キューピーとのコラボは、ユニークというのか、
“やってしまった感”さえある。

「マヨ&マヨネーズ」。

固形マヨネーズと普通のマヨネーズを
混ぜたものをサンドしている。

これは、ネットでもかなり話題となった。

ご当地ものでは、「笹団子」や「たれかつ」、
「黒豚メンチカツ」「釜玉うどん風」
「柿ジャム&ホイップ」「鶏つくね」「たこ焼き風」
などがある。

「ランチパック」のこれまでの商品ラインアップを
見ていると、“挟めるものは何でも挟んでしまえ!”
という感じがしなくもない。

やや暴走気味の商品も多い。

「みたらし団子風味」「どて焼き風」「酢豚」
「麻婆豆腐」「ずんだもち」……。

私も珍しさに負けて、何度か食べているが、
そのほとんどは???な味である。

ヤマザキの商品開発部門は、
本当に美味しいと判断した上で、
発売しているのだろうか。

私のような“珍しもの好き”が手を出すことを前提に、
“変なもの”でも、勢いで発売しているような気がする。

それでも、実際に売れているのだろう。
毎月、新商品を出すという。

うがった見方をすれば、次々に出さなければ、
飽きられるということなのではないか。

「面白さ」を“売り”にしているのである。

新商品で溢れかえる市場においては、
とにかく目立たなければならない。

“変なもの”は注目されやすく、
ネット時代のいまは、その情報がすぐに拡散される。

見た人は売り場に走り、商品を手に取る。

ロングセラーを狙わないこの手の商品は、味は二の次。
一気に売れて、即、販売終了。
その繰り返しである。

消費者もそれをわかっていて、面白いものを買いたがる。

需要と供給のバランスが取れている。

「ランチパック」は、これからもこの戦略で、
話題づくりに力を入れるだろう。

もし、あなたがSNSの話題に困っているのなら、
「ランチパック」のことを書けば良い。

国民の半分以上が
興味を持っているかもしれないのだから。

売り場に足を運ぶたびに、
また新しい“変なもの”が発売されているかも。

   




人気ブログランキングに参加しています。
1クリックをお願いします。


ブログランキング



posted by 佐藤きよあき at 14:46| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月10日

商品価値を高める!「ブランド牛」の作り方。


「ブランド牛」と聞くと、
どんな名前を思い浮かべるだろうか。

松阪牛・近江牛・神戸ビーフ・米沢牛・
前沢牛・飛騨牛……。

この程度しか浮かんでこないのではないだろうか。

だが、驚くことに、全国で200種以上の
「ブランド牛」が存在するのである。

誰も聞いたことがないような「ブランド牛」が、
190種程度存在するということである。

「ブランド牛」でありながら、なぜ誰も知らないのか。

いきなり結論から言えば、
1軒の酪農家が飼育しているだけの牛に名前をつければ、
「ブランド牛」と呼ばれるからである。

たとえば、私(佐藤)が“あか牛”を飼っているとする。
その名前を「佐藤あか牛」として登録すれば、
それが「ブランド牛」となる。

名前をつけただけでは、知られないのは当然で、
もっとPRをする必要がある。

「ブランド牛」となったからには、
それを利用しない手はない。

ネットで販売する時に、
「肉質なめらかな希少種“佐藤あか牛”」
とアピールすれば、“数の少ないブランド牛”に
興味を示す人は少なくないだろう。

たった1軒で育てていれば、
数が少ないのは当然のことで、
嘘をついているわけではない。

また、固有の名前をつければ「ブランド牛」となるが、
付加価値のあるものと感じるのは、
消費者の勝手な思い込みである。

人の心理を利用しろと言っているのではない。

販路を拡大するためのキッカケとして、
「ブランド牛」の力を活用しても良いのではないか
と提案したい。

肉が美味しくなければ、リピートには繋がらないので、
肉質の良いことが前提である。

まずは、そこから始めることが重要であることに
変わりはない。

その上での“ブランド化”である。

「ブランド牛」を名乗るには、
産地や格づけ、飼育法などが、
一定の基準を満たしている必要がある。

と、業界では言っているが、
この基準は酪農家や組合などが
自ら設けることができるものだ。

松阪牛や近江牛でも、その基準は違っている。

有名な「ブランド牛」では、
消費者からの信頼を得るために、
厳しい基準を設けている場合が多い。

それが付加価値であり、消費者に伝えることが、
ブランドを守ることにも繋がっている。

「ブランド牛」を作ることは簡単。
だが、有名なブランドに育てていけるかどうかは、
手間の掛け方次第である。

加えて、ブランドイメージの構築が
重要であることも忘れてはならない。

いまの消費者は非常に賢いが、
いまだブランドに弱いことも事実である。

   




人気ブログランキングに参加しています。
1クリックをお願いします。


ブログランキング



posted by 佐藤きよあき at 16:42| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする