2016年06月04日

地方の人は、1時間半掛けて「コンビニ」に行く!?


都市部では、あって当たり前なコンビニ。

昼食には弁当やおにぎりを買い、
休憩ではコーヒーやドーナツを。

寒い夜には、おでんや中華まんを買って帰る。

朝から晩まで、1日に何度も足を運ぶ、
非常に便利な場所である。

私も都会暮らしの頃には、
駅から自宅までの7〜8分の間に、
4、5軒のコンビニがあり、
買うものや気分で使い分けていた。

コンビニの品揃えは面白く、購買意欲を掻き立てる。

ホットスナックやスイーツなどは、次々と新商品を出し、
買うつもりはなくても、つい手を出してしまう。

大袈裟な言い方かもしれないが、
生活の一部となってしまっていた。

利用しないことなど、考えられないのである。

だが、私は田舎に移住した。
もちろん、コンビニなど存在しない。

普通の小さなスーパーでさえ、車で30分は掛かる。

コンビニがないことで、困ることはない。
慣れれば、どうということもない。

憧れて田舎暮らしを選んだのだから、
それくらいは気にならない。

ところが、テレビからは
コンビニのコマーシャルが流れてくる。

次々に魅力的な商品が誕生し、
「ほら、美味しそうでしょ!」と誘ってくる。

田舎暮らしの身には、刺激的である。
「たまには食べたいなぁ〜」となる。

私は移住組なので、刺激への耐性はある。

だが、ずっと田舎で生きてきた人たちには、
有り余る魅力が、悩ましいほどであろう。

行ってみたいという欲求は、大きな憧れとなる。

すると、彼らは欲求を満たすための行動に出る。

もっとも近いコンビニを探し、
車で行ってしまうのである。

「1時間半掛けて、セブンイレブンに行く」
という話を聞いたことがある。

高速道路を使って行く人もいる。
たかがコンビニに、である。

私はそれをバカバカしいとは思えない。

車で2時間掛けて、
「ミニストップ」に行ったことがある。

ソフトクリームを食べてみたいと思ったからである。

田舎の人にとってコンビニは、
それほど魅力ある存在なのである。

ある意味、遊園地に行くのと同等の
“レジャー”だと言っても良い。

家族みんなで行くのである。

都会の人には想像もできないことだろうが…。

“たかがコンビニ”に憧れを抱くのは、
見方によっては幸せなことなのかもしれない。




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posted by 佐藤きよあき at 16:24| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする