2015年12月03日

京都の小学生が背負う「ランリュック」って何?


京都府南部および滋賀県・大阪府・奈良県の一部で、
公立小学校約120校以上の小学生が、
ランドセルを背負っていないことをご存知だろうか。

1つ数万円もするお洒落な革製高級ランドセルではなく、
布製のリュックサック状の鞄を通学に利用している。

その名も「ランリュック」。
(正式名称はランリック)

ランドセルの丈夫さと
リュックサックの軽さを合わせ持つ、
機能性重視の鞄である。

交通安全のために、
道路の危険標識を意識したデザインで、
黄色いランドセルとして、
昭和43年、京都で誕生している。

その後、「青」と「赤」が追加され、現在は3色である。

ランドセルに比べ、かなり多くのものが入り、
なにより安いのが親には嬉しい。
1つ1万円以下である。

子どもたちにも評判は良い。
「いっぱい入るから、手に何も持たなくていい」
「軽いから楽」
「ランドセルよりかっこいい」
「遠足もこれで行ける」。

一部の女子児童には、
「ランドセルの方がお洒落」という意見もあるが、
これは、海外で大人の女性が
愛用していることに影響されているのだろう。

子どもたちも納得していて、親も助かるのなら、
全国で「ランリュック」を採用しても良いのではないか。

数万円の高級ランドセルには、賛否両論ある。

お洒落で高額なランドセルを買ってもらえない、
貧困家庭の子どもがいることを論ずると、
「格差社会を教えるのも教育だ」と、
大人の論理をぶつけてくる人がいる。

では、当の子どもはどう感じているのかを
考えたことがあるのだろうか。

ここで、議論をする気はない。

単純に、“高過ぎる”ランドセルなど、
廃止しても良いのではないかと提案したい。

「ランリュック」で良い。「ランリュック」が良い。

採用している小学校は、賢い選択をしている。

機能性重視で、価格も手頃。
元気いっぱいの小学生に、
“高級感”は必要ないのではないか。

   




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posted by 佐藤きよあき at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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